【チームCOMPASSインタビュー #1】ロゴに込めた想い

この度、チームCOMPASSのメンバーへのインタビュー企画を始めることになりました！

記念すべき第一回目のインタビューのお相手は、デザイナーのAyunさん。

オーナーがスカウトした最初のメンバーであるAyunさんに、COMPASSのロゴに込めた想いや、ロゴ制作を通じて感じたことを伺いました。

聞き手：Erina
話し手：Ayun、あゆみん（「Cafe＆Bar COMPASS」オーナー）

COMPASSプロジェクト参加〜ロゴ制作まで

Erina：
はじめに、AyunさんがCOMPASSプロジェクトに参加することになった経緯を教えてください！

Ayun：
もともとあゆみんとはよく一緒にカフェに行く仲で、「自分のカフェを開くんだけど、なにか一緒にやってみない？」と声をかけてもらったのがきっかけです。はじめはロゴ制作だけ担当する予定だったのですが、LPやその他のデザインもすることになりました！

あゆみん：
いろいろお任せしています（笑）。

Erina：
欠かせないメンバーになっているわけですね！では、ロゴができるまでのストーリーを聞かせてください！

Ayun：
制作に入る前にあゆみんに直接会って、COMPASSオープンへの想いやテーマカラー、飾り文字にするのかマークをつくるのかなど、具体的な内容をヒアリングしました。その後、マインドマップで情報を整理して、思いつくままにロゴのアイデアをメモしていきました。当時のメモ、見ます？

Erina：見ます！！

Ayun：
（メモを見せながら）人生のCOMPASSになる場ということで、私の中で“背中を押す”とか“ステップアップに伴走する”といったイメージが浮かんできて、階段をモチーフにしたロゴを書いていきました。

お仕事としてのロゴ制作ははじめてだったので、SHElikesで学んだ内容を復習したり、Udemyでも勉強しながら進めていきました。お話をいただいてから1ヶ月ほどで一旦ロゴ案を出し、もらった意見をもとにブラッシュアップしてできあがったのが現在のロゴです。

デザインに込められた意味

Erina：
現時点（2022年11月上旬）で、ロゴとステッカーが完成しましたね！ロゴに込められた意味を教えてください！

Ayun：
合計12本の線が入っているのですが、この本数には意味があって。12時間、12ヶ月、十二支……のように“12”という数字は、わたしたちの生活のベースになっています。「COMPASSをふらっと立ち寄れるベース（拠点）のような場所にしたい」というあゆみんの想いも込めて、12本にしたんです。

あゆみん：
わたしがお客様に提供できることとして占いがあるんだけど、占いでも10と12の組み合わせが基本の考え方なんだよね。その意味も込めて、12本にしてくれたのが嬉しかった！

Erina：
発想がすごいですね……！レセプションパーティーのために制作したステッカーについても、ぜひ聞かせてください！

Ayun：
男性にも来てもらいやすいように可愛さを抑えたデザインにすることと、オープン記念のイベントなので華やかな明るい色を使うことを意識しました。

左・中は、COMPASSのテーマカラーと明るい色としてオレンジを取り入れ、羅針盤（コンパス）にちなんで“海と太陽”をイメージしたデザイン。

右は、COMPASSが大切にしたい“地域とのつながり”というキーワードをヒントに、COMPASSがある稲毛区のイメージカラーのブライトイエローを使用した“ライトアップ”がテーマのデザインです。

Erina：
稲毛区のイメージカラーを使うって素敵！ロゴのデザインって、いろんなところからヒントを得るんですね！

Ayun：
頭の中にアイデアがたくさんあればいいんですけどね。レセプションパーティーの日は何の日か、とかも調べました。

ロゴ制作の感想

Erina：
ロゴ制作を通じて、感じたことを教えてください！

Ayun：
実はもともとの性格もあって、ロゴができあがっても自信がなかったんです。

あゆみん、Erina：
え！！

Ayun：
満足してもらえるデザインにちゃんとできたかなって、いつも不安なんですよ。

あゆみん：
Ayunちゃんにはもっと自信を持ってほしいけど、逆に「完璧なものを作りました！（ドヤ）」という感じで出されると、こちらの意見が出しにくくなっちゃうからね。Ayunちゃんからは、こちらが不安になるような自信の無さを感じることはなくて「謙虚な姿勢でしっかり向き合ってくれているな〜」と思っていたよ。

ステッカーに稲毛区のイメージカラーを取り入れたのも、Ayunちゃんがプロ意識を持ってあらゆる情報にアンテナを張ってくれたからこそ生まれたアイデアだし！

Ayun：
よかった、安心した（笑）。ロゴ制作の手順を一つひとつ調べながらの作業は大変だったけど、お店の顔として世に出るのはもちろん嬉しいし、ステッカーも早くみんなに見てもらいたいです！

※取材時はロゴのみ公開している状態

COMAPASSでの経験をどう活かすか

Erina：
最後に、今回のロゴ制作の経験をこれからどんなふうに活かしていきたいですか？

Ayun：
私が感じているデザインのおもしろさは、依頼主の想いを聞いてそれを形にしていく点です。今回、ロゴに込めたい想いのヒアリングから、期日内に納品して形になるところまでを実践できたのは、とても楽しかったです！

あゆみんはデザインをする側の目線も持っている人だから、意見をたくさん言ってくれたけど、これから出会うお客様もそうとは限らない。未来のクライアントワークを想像したときに「ここはていねいに説明する必要があるな」と気づけた部分もあって、貴重な経験をさせてもらいました。

あとは遠い未来の話だけど、いつかカフェのプロデュースをしてツールをデザインしたいと思っているんです。今回、COMPASSのロゴやステッカー、ショップカードを作ってみたら、やっぱりとても楽しくて。Webデザインも好きだけど、グラフィックデザインもやっていきたいという気持ちを再認識できて良かったです！

あゆみん：
こちらとしても、単にCOMPASSに協力してもらうだけではなくて、実験したり実績を作ったりする場として、みんなに利用してもらうことで還元できたらいいなと思っています。まさにAyunちゃんは、COMPASSでロゴ制作に初挑戦してくれて、Win-Winな関係になれたのが嬉しかったです！

おわりに

Ayunさん、ありがとうございました！

ロゴ制作の流れやアイデアをさまざまなところから拾ってくるお話など、私にとって未知の領域の内容だったので、とても興味深く聞かせていただきました。

Ayunさんがデザインしたロゴによって、COMPASSに親しみを持ってくれる人がこれからどんどん増えていきますように！

（取材・執筆：Erina　バナー制作：Ayun）